小ロットの洋菓子OEMや鶏卵卸販売、卵加工食品のことなら日之出物産へ　｜　静岡県浜松市

※新聞をクリックすると拡大します。

　平成２５年８月の相場展開は、成鶏更新空舎延長事業の発動による稼働羽数への影響や、お盆明け以降猛暑と各産地で実施された生産調整等によって供給量が減少したこと、３連休に向けた特売実施等によって需要の盛り上りが見られたことによって強含みでの推移となった。月末においても残暑等の要因により生産量の回復が遅れる中で月末月初の特売需要や加工筋に集荷の動きが見られたことによって需給のタイトな状況が続いた。その結果９月２５日にはこの時期としては平成２０年以来となるＭサイズ基準値２２０円水準に到達、例年に比べ相場水準の高い状況となっている。今後は産地における生産量の増加や月中週に入ることによる特売需要の一服が予想されるが、需給バランスが急激に緩和されるとは考え難く、当面は現行水準での取引が続くものと考えられる。

ＪＡ全農たまご東京Ｍ基準値月間平均　単位：円/ｋｇ

平成２５年８月の相場展開は、お盆明け以降猛暑と成鶏更新・空舎延長事業等に伴い各産地で実施された生産調整 によって供給量が減少したこと、お盆明けの特売実施等によって一定の引き合いが見られたことによって強含みでの 推移となった。９月に入ってからも残暑等の要因により生産量の回復が遅れる中で大手ファーストフードチェーンの プロモーションの実施によって需給のタイトな状況が続いており、９月３日にはこの時期としては平成２０年以来と なるＭサイズ基準値２００円水準に到達することとなった。今後も当面は需給バランスのタイトな状況が継続するも のと予想されることから強含みでの相場展開が継続するものと予想される。

（表-5）ＪＡ全農たまご東京Ｍ基準値月間平均　単位：円/ｋｇ

（１）鶏卵相場：

　平成２５年７月の相場展開は、各産地とも順調な生産が続く中で、関東地域を中心に気温が上昇し

　生産サイズの小玉シフトが進んだことから大玉を中心とした強含での相場展開となった。

　今後はお盆時期を迎え都市部の人口が地方に移動することから、各地域においては特売需要等

　の盛り上りが期待される。また生産面においても各地の気温上昇が予想される中でサイズバランス

　の小玉シフトが強まるものと考えられることから、８月中旬以降については大玉サイズを中心に強含み

　での展開となることが期待される。

（表-5）ＪＡ全農たまご東京Ｍ基準値月間平均　単位：円/ｋｇ

　　　　　1月 　2月 　3月 　　4月 　5月 　6月 　　7月 　8月 　9月 　10月 　11月 　12月 平均

23年　 184 　203 　217 　245 　213 　190 　170 　167 　183 　186 　194 　195 　196

24年 　149 　185 　178 　182 　168 　160.95 160 157 　176 　193 　209 　230 　179

25年 　171 　190 　175 　172 　164 　155 　157 　169